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クラウドソーシングを活用


[aside type=”normal”]初回投稿日:2015/08/11 最終更新日:2016/04/18[/aside]

[aside type=”warning”]2016/04/18の投稿内容[/aside]

週末起業にクラウドソーシングの活用

以前に投稿においては、クラウドソーシングと題して、ランサーズの説明と合わせて仕事をもらう側の立場としての簡単な所感と実際に仕事を受けてみて思ったことなどをまとめてありました。

今回は、もう少しその幅を広げ受注であれ、発注であれもう少し週末起業に対してどのようにクラウドソーシングを活用すべきかをまとめてみます。

前回にも述べていますが、金額の大小にかかわらずとりあえず本業以外での「収入の可能性を探る」という意味では、個々人の専門性や出来ることにもよる点は多いものの、すぐにでも仕事(と呼んでよいかは別にしても)を獲得できる可能性は非常に高いのがクラウドソーシングです。

これはあくまでも、タスク形式と呼ばれるような「アンケートへの回答で数十円」や「特定の経験に関する体験談で1000円」といった内容のものでして、実際問題としてタイミングとタスク発注者の属性によりもっと高い金額で仕事を受けることができるような可能性があるという前提を除いてしまえば、すぐにでもチャレンジ可能で、その業務が完了すればシステム利用料等を差し引かれた金額が受け取れることになります。

価値を見極めるか、とりあえず売上を上げるか

ここは敢えて言及をしておきますが、ランサーズであっても、クラウドワークスであっても、その仕事の相場や価値を全く判別出来ない状況で受注をしてしまうことは、例えば商品やサービスの販売をする時に、競合他社の類似商品やその性能比較無しに、営業をしているようなものと変わらず、不当に安くなってしまったり、不当に高い金額を言ってしまったりするものです。

つまり、本来であれば、まずはじっくり市場調査を行ったうえでの参戦が望ましいのは言うまでもないのですが、そこが億劫だと感じる方もいるでしょうし、労働の対価として市場価値がどうであれ本人が納得しているのであれば問題ないという話も手伝って、実際の判断は個々人に委ねられている状況だったりします。

このような受注者が混在するマーケットにおいては、基本的には価格そのものには下降圧力の方が強くなる傾向があり、発注者側も仕事を受けてくれる限りはより安い金額で発注をしようとするインセンティブが発生してしまう問題があることは言うまでもありません。

さらに、そこ別の横やりが発生する可能性があるということも今回色々なアフィリエイトに登録をしていく過程上で発見しました。

例えば、もしもアフィリエイトなど登録をしたり、ドロップシッピングなどにもチャレンジをしてみるために登録などを行うと、色々親切にどのような手順で何をした方が良いかというメルマガがステップメール的に送られてきます。その中で、ショップを作り、そこにSEO的な自然検索対策としてコンテンツの追加の話が出るのですが…。

クラウドワークスやランサーズへの文字の発注についての言及があり、大体の目安として「1文字=0.5円」を超えないように…という文言がありました。価格と品質にはある程度以上の正比例する関係性があると考えるのが妥当ではありますが、このような金額帯が一般的と捉えられてしまう場合には、やはり受け手側としては厳しい領域となるのではないでしょうか。反対に、発注側としてはありがたい面もあるかもしれません。

受け手として考えるならば、喫緊の課題として自分自身の週末起業からの収益をどのように捉えるか?はじっくりと検討する必要があります。これは、兎にも角にも少しでもお金が欲しい、という話なのであれば贅沢を言っている余裕はないということになるので、仕事を選ばず、報酬の安さも気にせずにどんどん数をこなしていく先に光が見えると考えて突き進むのが吉な気がします。

反対に、すぐにでもお金を…という話でもなく、中長期的に安定的に稼いでいくためであれば多少の遠回りは意に介さないという人であれば、じっくりと仕事の対価について見合うものを待ちながら、見合うものだけをピックアップしていくという形を取り、同時にそのような価格帯であってもクライアント側に満足をしてもらえた評価を蓄積していくことがより有効な選択かもしれません。

投資の観点を間違えない

ランサーズやクラウドワークスに関する価格設定について、色々な話を聞くことがありますが、発注金額を「投資」と捉えて発注をしているようなケースがあります。その言葉尻を捉えればその通りなのですが、投資ということはリターンがあって、そのリターンに対する大よその見立てが、その投資金額=発注金額に反映されていることを意味しているはずです。

この場合、安い発注金額は、そもそものリターンをとてつもなく低く見積もっているという話になるので、その投資そのものに意味が見出せなくなるような気がするのですが…まぁ一旦その点についてはここでは述べるのはやめておきます。

いずれにしても、僕がクラウドワークスに発注をする業務は以下のような仕事です。

  1. 自分の専門分野ではない仕事で且つ、自分で行うには時間がかかってしまうもの
  2. 自分の専門分野ではない仕事で且つ、自分で行うにはクオリティの問題が出てしまうもの
  3. 自分の専門分野の仕事で且つ、自分で行うには時間がかかってしまうもの

流れ的には4つ目には、「自分の専門分野の仕事で且つ、自分で行うとクオリティに問題がでてしまうもの」となるわけですが、このクオリティについては今後も継続的に向上させていかないといけないものになるので、ここは少なくとも当面は自分自身がカバーすべき領域といえると考えています。

他方、1~3については、少なくとも1と2は常に発注を検討すべき対象であり、3も状況に応じて発注を検討して問題ないものとして認識をしています。

またその金額感についても、投資とそのリターン的に厳密に考えると非常に判断が難しくなってしまう&多分ですが、このタイミングで週末起業をやろうとしている人がその投資とリターンに関しての妥当性を判断する術がないだろうと思います。

ですので、自分自身の投下時間についてコスト算出をするのが一番わかりやすいように思います。1~3全てにおいて、自分がやった場合にかかる時間をコスト換算し、そのうえでマーケットでの発注金額の調査を行って、妥当と思える金額帯でアプローチをするのがよりやりやすいやり方だと思います。

そして、この投資時間的な概念を、金額に直して、お金をかけて外注をするという感覚にまず慣れることが、週末起業の成功の第一歩なのではないかと最近感じるようになってきました。

[aside type=”warning”]2015/08/11の投稿内容[/aside]

クラウドソーシングとは

数年前からネット上で増殖している「マッチングサイト」と呼ばれるもの。

これが爆発的に増えるきっかけを作ったのがランサーズというクラウドソーシングです。

そもそもクラウドソーシングとはどんなシステムなのかと言いますと、群衆と業務委託の2種類の単語を結合させている言葉であり、雇用形態の枠に囚われることなく不特定多数の人々が仕事を受注できるシステム、環境を目指すこと、そしてランサーズはその受注システムを提供している場という風になっているようです。

まぁ、こんなことを言っても「それって一体何なんだ?」ということになると思いますので、今回は僕が実際にランサーズを試してみた感想、そしてランサーズで週末起業を成立させることは可能なのか、という点についてお話していきたいと思います。

余談ですが、このクラウドソーシングの市場を切り開いたのはランサーズですが、あとから全く同じモデルで現れたクラウドワークスという会社は、瞬く間に上場したので、そっちの会社の方をご存知の方も多いかもしれません。

ランサーズの仕組みについて

まずはランサーズの仕組みについてご説明していきますが、ランサーズはお小遣い稼ぎで知られるポイントサイト・アンケートモニター・アフィリエイトの類とは似て非なるものです。

まず登録をしてみると分かると思いますがランサーズには驚くほど仕事の依頼が掲載されており、これが毎日更新されていきます。
仕事の依頼をしているのは発注者、つまりクライアントですが、ランサーズには必ず発注者と呼ばれる存在がいます。

ポイントサイトやアフィリエイトであれば発注者との関係性など皆無に近い状態だと思いますが、ランサーズの場合はそうではありません。

後々説明するプロジェクト方式というものがそれを証明してくれるのですが、その前にランサーズの仕事内容についてお話していきたいと思います。

ランサーズの仕事内容について

ランサーズの依頼内容は本当に色々です。

大きくジャンル分けすると「開発系」「デザイン系」「ライティング系」になると思うのですが、中には試供品のモニターやミステリーショッパーの募集なども見かけますので専門的な知識がなければ仕事を得ることができないということもありません。

もちろんスキルを持っていることに越したことはありませんが、ランサーズの場合は対面するわけではないのでその人がスキルを持っているかなんて分かりませんから、何より重視されるのは実績となります。

なので、スキルがあっても実績がなければ最初のうちは仕事に繋がらない場面も多々あることを予め念頭に入れておく必要があります。

ランサーズの受注形式について

では仕事を受注する場合はどうすればいいのか?
ランサーズでは3つの方法を採用しています。

・タスク形式
・コンペ形式
・プロジェクト形式

以上の3タイプです。

タスク形式について

まずタスク形式についてですが、こちらは情報収集をあまり必要としない、短時間で完了できるテキスト入力や感想文の作成などを主に募集しており、ランサーズに登録したばかりの頃はひたすらにタスク形式の依頼を受けることが一般的とされているようです。

コンペ形式について

デザイン系の募集でよく活用されるのがこのコンペ形式です。
特にロゴ、バナー作成、イラスト作成、などに利用されることが多く、応募してくる作品の中から発注者が選ぶというシステムとなっています。

プロジェクト形式について

発注者が依頼内容をランサーズ上に公開し、その依頼を見た受注者が案件に応募するというスタイルです。
見事選ばれると業務がスタートするという流れです。案件の内容にもよりますがクライアントとの入念な打ち合わせが求められるケースもありますので、ある程度システムに慣れてから応募するか検討した方がよいでしょう。

ランサーズで初めて仕事をしてみた結果

とりあえず初心者はタスク案件から着手すればいいということだったので、指示に従って僕でもやれそうなタスク案件を探してみました。

まあ、探すところまでは良かったんですが…とにかく案件の量が多いこと、1件あたりの報酬額に幅があることから早くも挫折しそうになりますが、折角登録したわけですからここで辞めては意味がありません。

ふっと目に留まった案件をクリックして早速文章作成をスタート。

これを10回繰り返したところで気が付けば6時間が経過していました。6時間作業をして稼いだ金額は合計2000円ほど。

これは良いのか悪いのかよく分かりませんが、少なくともコンビニでバイトをした方が稼げることは確かです。

しかし今回ランサーズを体験してみて思ったことは「スキルアップすれば手堅く稼ぐことができる」ということ。

まだ操作やシステムについて熟知していないためスピードも劣る部分がありますが、これを完全にマスターすればよりスピーディーに作業を進めることができますし、高額案件に着手できる可能性も広がります。

単純に時間の切り売りをする形からの脱却は最終的には行わないとならないという壁はありそうですが、効率化を追求すればサラリーマンの給与と同等くらいまでは全然稼ぐことができるようになるのかもしれません。