[aside type=”normal”]まずは内容について走り書きました。時間を見つけてしっかりとまとめ直します。[/aside]
動画広告の効果について
みなさんは動画広告の効果がどれくらいあるのかご存知でしょうか?最近ではあらゆるサイトで動画広告が活用されていますよね。
基本的なテキスト広告ももちろん効果はありますけど、インターネット広告の中では動画広告が最も効果的であると言われています。
それはなぜか?やはりテキストだけでは商品を具体的にイメージすることはできませんし、実物を手にとってみられないことから不安も残ります。
画像+テキストの場合も購入後にイメージと違った…というリスクを懸念される方がいらっしゃいますし、何よりテキストと画像だけでは得られる情報に限りがあるんですね。
しかしその点、動画広告の場合は実物をリアルに感じることができ、尚且つ含まれる情報量もテキストとは比較になりません。
わずか10分程度の動画を見るだけで企業イメージや商品の特徴を掴むことができるのも動画マーケティングならではの特徴であると言えるでしょう。
さて、そんな動画マーケティングですが、スマホの普及に伴い2014年以降から飛躍的に増加しています。
外出時も手軽に見ることができる動画広告は今後もその勢いを広げていくことはもちろん、あらゆるメディアに導入されていくことでしょう。
今回はそんな動画広告をより魅力的に活用するための方法についてご紹介します。
動画マーケティングで押さえておきたいポイント
動画マーケティングと一言で言ってもその方法は実に様々。
企業イメージや商品の特徴を魅力的に伝えるだけでは成果を上げることはできません。
やはりそこにはいくつかの押さえておきたいポイントがあります。
ここでお伝えする内容は誰もが一度は目にしたことのある手法です。
特に動画サイトを頻繁に活用している方なら「知ってる知ってる」と思われることでしょう。
しかし実際に動画マーケティングを行うとなった時、このポイントを結構見逃してしまっていることがあるんですね。
なので成果を上げるためにも必ず押さえておいて必要がありそうです。
冒頭はインパクト重視
冒頭5秒間はユーザーが動画をクリックするかどうかの決め手となる部分です。
この5秒間の間に「見るか」「スキップするか」をユーザーは判断します。
つまりここでユーザーの心を惹きつけられなければ後半でどれだけ魅力的な内容を盛り込んだとしてもそこに辿り着くことはできません。
冒頭5秒間はインパクトを重視して思わずクリックしたくなる動画制作をしましょう。
アクションボタンの表示
ほとんどの動画広告は直接クリックすれば商品ページに飛ぶことができるのですが、動画にアクションボタンが表示されていないのは少々不親切さも感じられますし、中には操作に迷ってしまうユーザーもいます。
またアクションボタンを動画広告に常に表示させることで動画の途中でもユーザーに行動を促すことができますのでアクションボタンは必ず表示させましょう。
動画の最後に誘導を行う
動画が終了したら最後には必ず誘導する内容を付け加えておきましょう。
例えば「この動画を見たユーザーがクリックした動画」「今週のおすすめ動画」という具合に新しい動画を表示させてあげるとユーザーは次のアクションを起こしやすいです。
また、ストーリー仕立ての動画であれば「○○編」「○○パート2」という形で最後に続編を載せるとクリック率が上昇します。
テロップを必ず入れる
動画マーケティングの強みは音声があることですが、環境によってはマナーモードで視聴する場合もあると思います。
例えば通勤時、昼休み、人と会っている時などはマナーモードにしていることが多いと思いますので、こんな場面でも動画の内容が理解できるようにテロップを入れておくことをおすすめします。
これだとどんな状況でも動画の内容を把握することができますよね。
動画の途中でもスキップできるようにする
動画の中身に興味を示さなくなったユーザーがいつでも視聴を中断できるようにスキップ機能を入れておきましょう。
興味のない動画を数分間も見続けることはユーザーにとってストレスです。
このサイトはスキップできないと分かるとクリック率も低下し訪問数も激減してしまいます。
また無駄な広告費を節約するためにも有効な方法と言えます。
動画マーケティングにはどんな効果があるのか
動画広告は成約や集客に繋がるサービスです。
しかし動画広告を配信したからといって確実に集客できるわけではなく、またどのくらい効果が上がるのかも未知数な部分があります。
ここまで読んだあなたは恐らくこんな風に思うでしょう。
「だったらやっても意味ないんじゃない?」と。
では実際に動画広告を導入している企業はどのくらいの効果を得ているのか。
まずはその辺りからご紹介していきましょう。
購買意欲が2倍に上昇する動画マーケティング
動画を視聴したユーザーは視聴していないユーザーと比べて興味や関心、購買意欲を示す確率が飛躍的にアップすると言われています。
その差はおよそ2倍。
つまり動画を視聴していないユーザーに比べて、視聴したユーザーはの方が2倍近くも商品を購入してみたいと思えるようになるのです。
動画をきっかけに実際に商品を購入したユーザーは平均15%ほど。内容はゲーム、音楽、映画などのジャンルが多いようです。
このほか、TVCMと連動した動画広告やキャンペーン広告などもクリック率が非常に高く、中でも動画を視聴すればキャンペーン応募に必要なキーワードを取得できるというものは特に注目を集めます。
動画広告を導入している割合
BtoBマーケティングの約76%が動画広告を優先的に取り入れていますが、その活用方法で最も多いのがFacebookで59%、次に多いのがTwitterで53%、そしてYoutubeで25%となっています。
このほか、LINEやGoogle+なども上位に食い込んでおり、現在ではSNSと動画広告のセットは欠かせないマーケティング手法の1つとなっています。
動画広告とTVCMとの差
急成長を見せる動画マーケティングですが、従来のTVCMとはどんな差が生じるのでしょうか?
TVCMの場合はやはり大きな画面で見られる、迫力のある音、視聴者が限定されない、という特徴があると思います。
自宅のテレビ画面が大きければそれだけ迫力のある映像と音が演出できますし、TVCMを家族や友人と観ていることも当然あるわけですから人数に縛りがありません。
そういった点からみるとTVCMの方がより広く、より多くの人に宣伝できるというメリットがあると思いますが動画広告にも特徴的な部分があります。
それは1対1の訴求ができるということ。
動画広告の方がより深く、よりユーザー目線に立って訴求できるという利点があり、これはTVCMには真似できないことです。
どちらもそれぞれにメリット・デメリットがありますが、根本的な目的は合致しています。
企業やサービスを広く理解してもらうこと、購買意欲を煽ること、この点においてはどちらの方法も同じであると考えていいでしょう。
動画広告は2種類ある
これまで動画広告の特徴とその効果についてお伝えしてきましたが、実は動画広告には2種類のジャンルが存在します。
1つはインストリーム型動画広告、もう1つはインディスプレイ型動画広告と呼ばれるものです。
この2つ、何がどう違うのでしょうか。
まずはインストリーム型動画広告からご説明していきましょう。
インストリーム型動画広告とは
こちらのタイプは一般的にもよく見かける動画広告のスタイルです。例えばYoutubeで配信されている動画広告などもこのインストリーム型動画広告に当てはまりますね。
Youtubeで動画を視聴されたことがある方ならお分かりだと思いますが、インストリーム型動画広告は目的の動画が配信される前に出てくる広告のことです。
つまり番組が始まる前のCMみたいなものですね。
現在はこのタイプが一般的に活用されています。
映像、テロップ、音声を使用することはもちろん、自社のサービスや商品をより魅力的にアピールすることができる方法です。
インストリーム型動画広告のメリットは以下の通りです。
- 30秒以上配信されたら課金するシステム
- スキップ機能が備わっており、ユーザーが動画の途中でスキップした場合は課金する必要がない
- 年齢・性別・地域・目的などのターゲット絞り込みが可能
- 最低5秒間は必ず動画配信されるので5秒間でユーザーの心を掴めたら成約に繋がる可能性が上がる
- 低コストで訴求が可能
インディスプレイ型動画広告
こちらの広告を分かり易く言えばバナー広告が動画広告に変わったという感じです。
動画サイトでユーザーが興味のある動画を検索したり視聴しているとそれと関連性の高い動画広告が表示されるという仕組みです。
インディスプレイ型は動画サイトだけではなく、例えば通常の広告枠にも使用することができるのでTVCMと同じく複数のユーザーに視聴してもらうことができます。
一般的なサイトにも配信できるため、動画サイトを訪問しないユーザーにも訴求できる特徴があります。
またマウス操作1つで画面を拡大したり縮小したりできるので臨場感のある動画配信も可能です。
インディスプレイ型動画広告の特徴は以下の通りです。
- 動画をクリックして再生された場合のみ課金するシステム
- 動画サイト以外でも配信が可能
- 関連性の高い動画を配信してユーザーのニーズに応える訴求ができる
どちらの動画広告も効果は同じ
どちらもそれぞれに特徴はあるんですが、どちらが優れているとか効果が上がるということはありません。
機能的に異なる部分があるだけで効果としてはどちらも同じであると考えていいでしょう。
ユーザーの興味に合わせて訴求する場合はインストリーム型、潜在的ニーズに応えるならインディスプレイ型という風にコンテンツごとに分けることをおすすめします。
動画マーケティングにはメリットがたくさんある
動画広告はユーザーに向けて具体的に訴求できる、コストカットが可能、コンバージョン率の向上に対して非常に高い効果があります。
しかしどのような動画広告にも言えることですが、買ってくれと言わんばかりの訴求は逆にユーザーを遠ざけてしまうので控えましょう。
動画マーケティングを成功させる秘訣はこれまでの訴求とは異なった形を提供することです。
ユーザーが視聴して楽しめる、続きが観たくなる、そんな動画を配信していけば自然とユーザーからのアクションは増えていきますし、露骨な訴求よりも購買意欲を煽る結果になります。
また、可能な限りコンテンツと一致した動画広告を配信することも忘れてはいけません。