中小企業診断士

経営戦略の全体像1-3 環境分析(SWOT分析)

経営戦略の全体像1-3 環境分析(SWOT分析)

SWOT分析

企業が競争に打ち勝つためには、自社の経営資源などの内部環境(強みと弱み)と外部環境(機会と脅威)を分析し、どのような戦略を実施するか、あるいはどのような課題があるか、を見定め戦略策定を行う必要があります。この分析のフレームワークはSWOT分析と呼ばれています。

外部環境を機会と脅威、内部環境を強みと弱みに分けて4象限で企業の特徴を洗い出す手法です。

     良い      悪い
    内部環境     S: 強み     W: 弱み
    外部環境     O: 機会     T: 脅威

上記の図にて洗い出した結果を分析します。

  強み(S: Strength)  弱み(W: Weakness)
 機会(O: Opportunity) ①強みを活かし機会をつかむ ②機会を逸しないように弱みを克服する
 脅威(T: Threat) ③脅威からの影響を最小限にとどめる ④撤退し他に委ねる

外部環境分析

外部環境分析は、企業にとっての機会脅威になる要因を識別することを意味します。

外部環境分析のポイント

①経済的環境 国内総生産、経済成長率、景気動向、可処分所得など
②人口動態的環境 出生率、人口規模、少子高齢化、世帯構成など
③社会文化的環境 文化、国籍、宗教、人種、地域、イデオロギーなど
④技術的環境 情報通信技術、産業に影響を与える加工技術など
⑤政治・法律的環境 法律、政府機関の意思決定、規制緩和など
⑥自然的環境 天然資源など

内部環境(資源)分析

内部環境分析とは、自社の経営資源について強み(Strength)と弱み(Weakness)を識別し、さらに競争相手の強みと弱みを識別して相対比較を行う。生産能力や技術力といった面のみならず、ノウハウやスキルといった面についても分析する。