[aside type=”normal”]初回投稿日:2015/10/22[/aside]
直近10数年で急増
この10数年で副業を考えるサラリーマンの数が急激に増えているのをご存知でしょうか?
いや、僕もその中の一人ではあるんですけど、やっぱり会社から貰っている給料だけじゃ厳しい…という方が圧倒的に多いのが1つのグループ。
その気持ちはサラリーマンをしている僕にも痛いほどよく分かります。
独身ならまだしも家庭を持って将来を考えると色々な不安がつきまとうものです。
これから週末起業を考えるサラリーマンの方は「自分に副業なんてできるかな…」という不安と焦りを感じているとは思いますが、今回は副業選びにも活用できる3つのジャンルについてご紹介していきたいと思います。
もう一方のグループ
ちなみに先ほど、「一つのグループ」と書きました。
これ、どうしてわざわざこんなことを書いたかというと、もちろん、もう一つのグループがいるんですね。
もう一つのグループというのは、いままではエリートサラリーマンや上場時に創業者利益を得たような人達、投資などで大金を手にした人達といういわゆる「勝ち組」に属していた人達に、ここ10数年で加わった属性の人達です。
まぁ、ひとくくりに簡単にくくってしまえば「アフィリエーター」なんですけど、ブロガーやアフィリエーターという属性の人達がそれに当たり、その中でも本当に成功している人達というのはもちろん専業もいるのですが、普段は普通のサラリーマン、あるいは学生をしながら、もうひとつの顔として、ネットビジネスから大金を得ているような人達もいます。
一応、今回のお話としては、このもう一つのグループの方は特別な存在として、一般的な一つのグループ側のお話です。
副業の背景にあるもの
そもそもなぜ副業を考えるサラリーマンが増えているのでしょうか?実はこれ、平均給与の低下が深く関係しているんですね。
2008年までのサラリーマンの平均年収は約430万円。
しかしこれ以降になると急激にその額は低下していき今現在も回復の兆しを見せる気配はありません。
2008年といえば何が起こった年か皆さんお分かりですか?そう、リーマンショックです。
この影響によって日本全体の平均年収が下がってしまったんですね。
副業をする理由は上記の点以外にも二大支出と呼ばれる存在が深く関係しています。
この二大支出とは具体的に言うと「教育」と「介護」です。
結婚して子供ができたら子供を学校に入れて学ばせてあげる環境を整えなければなりません。
現在は大学まで進学することが当たり前、塾に通って学校以外でも勉強することが当然、とまで言われている時代ですからこういった経済的負担はとても大きいです。
また、将来的に決して避けて通ることのできない親の介護もあります。
自宅介護、老人ホームに入居する、どちらの場合も経済的負担を強いられますね。
二大支出にかかる平均費用
例えば子供一人を幼稚園から大学まで入れた場合、負担する費用は約1000万円と言われています。
またこれがすべて私学の場合は2500万円かかるとされているので負担は非常に大きいものになります。
では介護にかかる費用はどうでしょうか。
在宅介護の場合ですと月平均7万円、老人ホームに入居される場合は5~10万円、高齢者住宅の場合は10~25万円となっています。
これだけ見ても驚くほど高額な費用が将来的にかかってくることはお分かりいただけたと思います。
現実的に考えてみても、年々低下するサラリーマンの給与に対して支出ばかりが増えていくようでは到底暮らしを支えることはできません。
しかしお金のことばかりに執着しすぎて肝心なところを見落としてしまうと副業に失敗する可能性もあります。
まずは自分のできることからコツコツとスタートしてみるのが最先端の道のりだと言えるでしょう。
副業で稼ぐ3つの方法とは
副業にも色々なジャンルがありまして大きく分けると以下の通りになります。
- アルバイトをする
- 投資をする
- 在宅ビジネスをする
アルバイト
アルバイトは求人広告で募集されているお仕事に応募して時給制で働くという非常にシンプルなものですね。
仕事帰りに週5日働く、週末の2日間だけ働く、どちらのスタイルもバイト先に相談して採用されれば可能なものだと思います。
アルバイトの最大の利点は何といっても確実に給料を貰える点だと思います。
時給制という形で雇用されているのでこれ以上に金額が下がることもなければ、自分で売り上げを回収する必要もありません。
投資
では投資ビジネスはどうでしょうか。
これは最初の段階ではある程度マイナスになることも想定してスタートさせることをおすすめします。
投資ビジネスはアルバイトのように確実に収入を得られる保証がありません。
逆にこれを保証するという人物が周囲にいるならかなり怪しい存在なので100%鵜呑みにしないように気を付けましょう。
在宅ビジネス
そして最後に在宅ビジネスについてですが、副業を検討される方はこの在宅ビジネスを視野に入れる確率が結構高いです。
しかしサラリーマン勤めをずっとしていたせいか、最初のうちは仕組みをいまいち理解できないこともあると思います。
例えば先程お伝えしたアルバイトの時給制。
これは在宅ビジネスにおいては適応されません。
というより、在宅ビジネスを時給に換算すること自体がナンセンスなんですね。
在宅ビジネスは1つの案件を受けるだけで10万、20万と稼ぐこともできれば500円、1000円しか稼げないことも多々あります。
この差を時給で考えることはとても難しいですし、逆に時給で○○円程度というラインを定めたいのであればアルバイトの方が適しています。
このように、まずはどんな仕事をして稼いでみたいか、どんなビジネススタイルが自分に適しているかを考えて行く必要があります。
副業は少しずつスタートさせる
最終的には上記3つのジャンル、もしくはそれ以外にも自分に適したビジネスに挑戦してみることになるのですが、やっぱりどれだけ副業について学んだとしてもやってみなければ本質的なことは分からないものです。
仕事にはすべてメリットとデメリットがあります。
それはどんなジャンルの副業でも同じことが言えます。
それを踏まえた上で自分に合う仕事、合わない仕事を見つけるのもまた副業を成功させる第一歩であると思います。
短期間だけ副業をされるのであれば興味、のない仕事を選択しても特に問題はありませんが、これが10年後、20年後も続けたい仕事だとしたらやはり得意分野から探すことが一番ではないでしょうか?
副業としてコツコツ始めたけれど軌道に乗って最終的には起業した!なんて方もサラリーマンの中にはたくさんいます。
やってみてもし自分に合わないと感じたらその時は途中で止めてみるのも1つの選択なのです。
まずは長く続けられるビジネスを色んな角度から模索する、挑戦する、ということが大切なことだと思います。
コメント