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Googleとネットの情報収集

【週末起業】情報収集について

[aside type=”normal”]初回投稿日:2015/08/04 最終投稿日:2016/03/03[/aside]

[aside type=”warning”]2016/03/03投稿内容[/aside]

目次

グーグルが牛耳るネットの情報

これは僕の本業の方でもたびたび話題になることなのですが、今のネット業界の根底はなんだかんだでGoogleに牛耳られていて、そもそもこれでいいの?って言うことが多い気がします。

検索結果についても、ユーザーに有益な情報がより評価を受ける、と言いつつもその判断基準はGoogleであって実際にはユーザーではありません。

グーグルの判断が先に入って、上位表示されたサイトが結果的には多くのユーザーに見てもらえるのであって、その逆ではない。

そしてそのコンテンツの良し悪しというものから、今ではモバイルの対応とかサーバーの早さなど、コンテンツ以外の部分が評価対象に加えられ、サイドバーのリスティング広告はなくなってファーストビューの大半は、リスティングで埋められているという状態。

自然検索で来ている人が、いきなりリスティングをクリックするケースは発生頻度的には明らか低いわけで、リスティングの4位部分をファーストビュー領域において広くとるという行為そのものだって結局はグーグルが好き勝手にやっているだけで、決してユーザーの為にはなっていません。

まぁ営利企業でかつNYSEの上場企業ですから、当然といえば当然ですが、今やSEOだコンテンツマーケティングだ、で本業とは全く関係ないサイトが検索結果の上位を占めていることなんてザラで、この状態そのものが全く持って不自然だと感じるわけですが、まぁそんな感覚をもっている僕は、少数派なんでしょうか…??

逆らうことのできない流れ

とかなんとか言いつつも、実際問題としてはこの検索という行為がなくならない限りは、今の流れに逆らうことは事業戦略上きわめて危険な行為となる会社は圧倒的多数になってしまうわけですね。

それこそ国内での大口の法人間取引のみをビジネスにしているような会社であればまだ問題ない場合もあるのかもしれませんが、世の中がどんどん不必要な中間マージンを削りたいインセンティブをもち、地理的距離が問題にはならずにボーダーレスにビジネス展開し、ネットを介したビジネスの構築が当たり前になっている状況では、そのルールそのものを決めている存在に歯向かうことは難しいわけです。

まぁ…でも、法人としては、Googleを使う必要がないようなケースでは絶対に使いたくないという感情が芽生えてしまうのも事実で、こんな状況を大きくひっくりかえせるような新しい勢力とかが出てきてくれないかと心待ちにしている自分もいたりします。

僕が現役でいる間にそんなところが出てくるのかどうかはよくわかりませんけど。

個人で今のような取り組みをしている限りは、黙って長いものに巻かれていればいいって思うので、それこそ今僕がやっているように一生懸命コンテンツを増やして評価を受けるように頑張っていたりするわけですけど、それこそ個人でやっている限りは、そこまで細かい流れみたいなものに対しての情報を全てを把握し続けることは難しいわけで、そうすると個人でネットからの収益を上げているような人達が、いずれかのタイミングで、突然グーグルの変更で壊滅的なダメージを受ける可能性は常にあるわけです。

そう考えると結構怖いですよね。特に、そこにだけ収益源を持っているような世帯になるとあまり洒落にはなりません。

しっかりと将来に備えた対策と蓄えを常に意識して週末起業を継続する必要があるということだと思います。

[aside type=”warning”]2015/08/04投稿内容[/aside]

情報を集めるという行為は、必ずしもビジネスのためというわけではなく、日常生活においても日々行っていることだと思います。

その行為の主たるものは、昨今においてはインターネットを用いた検索が大半を占めているかと思いますが、やはり書籍というものも捨て難いものです。

ただ、今回、僕が週末起業を行うにあたり、インターネット上での検索や雑誌なども色々と活用して情報収集に励んだわけですが、ネットの情報も、紙の情報も、同じような問題点を抱えていることに今更ながらに気がつきました。

情報の時系列が考慮されていない

ECサイト等の価格についてはリアルタイムで更新されていたりするので問題ないと思うのですが、例えば特定の検索キーワードに対して表示される情報というのは、必ずしも最新版ではありません。

また、ネットの情報なのでその情報に対しての真偽のほどはやはり担保されていませんし、ましてや中立的な立場で記載された情報なのかどうかも確かなことはわからないままに、その情報を受け取ることになります。

もちろん時間の経過とともにその価値を失わない普遍的な情報を提供していただけるサイトの場合は、その類ではないのですが、とにかくこれらのことをしっかりと認識しておかないと、間違った情報に踊らされてしまうこともありそうなレベル感ですね。

だったら、書籍で情報収集をすればよい…と単純に話が進むわけではありません。

もちろん本屋さんに行って本を買う場合には、多少なりとも新刊をなるべく前面に出す形にはなると思うので、古い書籍については入れ替わりが発生するかもしれませんが、Amazon等で本を探してしまった日にはもう混沌としか言いようのない状況になります。

すでに情報としても古く、昔に出版された本などは、レビューのシステムと相まって極めて厄介な存在になりえます。もちろん、時間の経過によって情報が色褪せないものであれば、これらのシステムは素晴らしい形で機能しますが、色褪せてしまう情報になると、これもインターネットと変わらずに混沌とした状態を生み出します。

レビューがたくさんされている本は、人気の本という形で検索の上の方に表示されますが、2015年8月現在の検索でも、本が発売された日時が2008年のものとかそういうのがたくさん出てしまうのは、ちょっとおっかないですし、ましてはレビューに書かれていることが両極端な場合などもあって、何が何だかわからなくなってしまう時もあります。

情報の真偽が不明

特にインターネット上の情報はそうですが、情報がどこまで正しいのかも良くわかりません。

しかも昨今のネットメディアというのは、ニュースでさえもその情報元がゴシップ誌のようなものがあったり、夕刊の見出しのようにキャッチーなものにしてクリックを誘おうとしている魂胆が見え見えで、ちょっと疲れれてしまいますよね。

たまたま副業のネタを探している最中に、ライティングなどのクラウドソーシングを登録して細かく見てみたところ、そもそもの依頼主が名前をあえて隠しているような状態での発注をしていたり、その発注そのものが、巷に無数に存在しているようなネットの記事そのものだったりします。

つまり、僕たちが日々検索をしたりして見ている情報や、何となくリンクをたどっていったら行き着いた興味深いサイトというのは、もしかしたら僕のような素人がネットやその他の情報をもとにして書いた三流記事の可能性も十二分にあるようです。いや、もしかしたら世の中のほとんどはそうなのかもしれません。

「何を言ってるんだか」と思っている方がいらっしゃれば、一度、クラウドソーシング系のフリーランスお仕事などに登録をしてみてください。登録をすれば、仕事を検索することができますので、「ライティング」等を探してみれば、どのような依頼があるか、どれくらいの金額で、どれくらいの量存在しているかを目の当たりにできます。

恐ろしく安い単価で、恐ろしいほどの数の作成が依頼されていることが分かると思います。

ちょっと話がそれてしまいましたが、つまりネット上に存在している情報そのものが既に信用にたるものなのかどうかすらもよくわからなくなってきてしまったということです。

そして書籍も同様です。

もちろん全ての領域というわけではなくて、特定領域。今回でいえば私が調べていたような、週末起業に関するものや、アフィリエイトなどに関するものというのは、元から上にあげたような世界で生き延びている人たちで、その人たちが書いている本なので、そもそも信用できるものなのかどうかなどわかったものではないでしょう。

全てはビジネスである事実

上記のような事実を、だんだんと理解していくにあたって、なぜか僕自身も腹立たしくなってしまった時もあったのですが、落ち着いて考えてみれば当たり前なんですよね。

全てはビジネスとして成り立っているわけです。本だってそうですし、ネット上の情報だってそうです。

一部にはそうではない人もいるであろうことはわかりますが、大前提の大枠は、ビジネスの目的のために行われている行為です。

参考書などであれば問題ないと思いますが、週末起業のノウハウ系やアフィリエイト系の~~を教えます系はほとんどが役に立たない情報とまでは言いませんが、結局、やれる人はそんなものを読まずともやるでしょうし、やれない人は残念ながらそれらを読んでもやれない人が多いような世界ですので、これから週末起業をしようとしている人も必要な情報とそうではない情報をしっかりと見極めていくしかないような気がします。

本もネットもビジネスが目的の物が大半ということは、逆にいえばそのビジネスが成立している=そのような形で摂取される側にいる人間の方が多い、ということを意味することになります。

僕は、そのような摂取される側には絶対になりたくない、と強く心に誓って頑張ろうと思います。

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この記事を書いた人

遅咲きの桜の物語

コメント

コメント一覧 (6件)

  • こんばんは!はじめまして。

    googleさんが牛耳っていいますが、やはりご機嫌はそこねたくないな、と思ってしまいます。

    参考になりました!また訪問させていただきます!

    • arppei様

      コメントありがとうございます。そうですねぇ。。。機嫌を損ねたくないのは皆さん一緒ですよねぇ。でもやっぱり本来であれば別にGoogleにどう判断されようと、自分の考えや発信内容が変わるべきではないわけで、そのような表現やそのための手法はGoogleの考えに準拠しない限りは、存在しないのと同じようなものになってしまいます。これはこれでやっぱりなんか納得はできませんけどね。

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