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甘い言葉に惑わされない

【週末起業】甘い言葉に惑わされない

[aside type=”normal”]初回投稿日:2015/07/30 最終更新日:2016/02/04[/aside]

[aside type=”warning”]2016/02/04の投稿内容[/aside]

目次

週末起業は「千里の道も一歩から」

こんにちは。

遅咲きの花、LateBloomerです。

以前の投稿では、その当時に僕が色々と週末起業についての情報収集をしている時にとにかく沢山目にした文言や、受けた印象について「楽して稼げるほど世の中甘くないよ」という発言に終始しているわけです。

当時よりも多少なりとも実情を理解し、またその結果として以前の発言を覆す必要性も微塵も感じないのは事実なのですが、この業界の力学のようなものをもう少し理解する必要はあるのかもしれません。

アフィリエイターやブロガー、SNSやその他の「お金を稼ぐ手段」においては、多くの場合は先行者がいます。

そしてその先行者が、先行者としてトップランナーであり続けることに疲れてきた辺り(またはもうそろそろ別の形で楽して稼ぎたい)と思うようになる辺りで、この「ノウハウ」そのものを売ればよいとして跋扈してきたビジネスがノウハウそのものを売る「情報商材」です。

同様の属性のビジネスは、もっと以前から存在していてマルチ商法なども似たような類とも考えることは出来るかもしれません。色々と姿かたちを変えて「まだ~してるの?」とか「月○○○万円稼ぐ方法」、「ニートだった私が年収○○○○万まで~」みたいな文言で「自分もそうなりたい」と思うような言葉で惑わし、人から人へ拡散していく形でお金を稼ぐわけです。

虚業と呼ぶことは出来るかもしれませんが、とはいえその中から一握りの成功者というのは出てくるわけでして、そこからまた同様の流れが派生して、それはもう誰が誰だか、何のノウハウなのか、そもそもそれはノウハウなのか、みたいな群雄割拠の戦国時代と化しているのが現在の状況でしょうか。

犯罪ではない限りは稼ぎ方そのものに善悪はないとすれば、捉えなくてはいけない縮図というのは、だからやめた方が良い、ということではありません。

あくまでも、携わる領域がより身近であるが故に「自分でもできそう!」っていう思考が出てくるが故の形なのですが、実際には「多くの起業家の中でも上場に成功する」とか「野球をやっていて将来はプロ野球選手、その後はメジャーリーガー」みたいな話なんだよ、ってことをスタート段階で認識すべきである、ってことなんだと思うのです。

野球を始める前から、「僕はメジャーリーガーになるんだ!」って人がいないように、週末起業のゴールが「一気に稼ぐ」ではない方がより現実的に、具体的に計画を前に進めていけると考えます。

千里の道も一歩から。まずは小さい目標のためにやってみる。

相性が良いと思ったり、自分はもっとやれる、もっと続けられる、もっと稼げるという自信が、経験に裏付けされるようになってからでも「一気に稼ぐ」という形へ目標を広げることは可能なので、「一歩」は自分が好きなことややっていて楽しいこと、あるいは正反対に「まず小額でもお客さんが取れること」でも何でもいいでしょう。

小さいステップをまず踏み出す。

その一方の先がどこにあるのかは人それぞれで良いと思いますが、何か良くわからない魅力的な言葉に惑わされて小さな一歩をいきなり大きく行こうとしたり、いきなり大金を使って「ノウハウ」を学ぶような選択をすべきではないと僕自身は思います。

[aside type=”warning”]2015/07/30の投稿内容[/aside]

もし、いまこれを読んでくれている貴方が週末起業を考えていて、色々とネット情報に惑わされているとしたら、まずブレまくる気持ちや揺れる心を一旦落ち着かせて、改めて心に止めておく必要のあることはこれだと思います。

  • 楽して稼ぐことはできないと理解する
  • 「必ず稼げる」「月に○○万円を稼ぐノウハウ」「〜を教えます」「簡単に〜〜」このような言葉があるものは信じない
  • 「元手なしでできる」を実践しない。資金を用意して有効に使うべし

まだまだあるでしょう。でも、とりあえず現在までに色々と調べ、情報を収集し、僕なりに至った結論はこれらです。

楽して稼ぐことはできないことを理解する

確率論で語るのであれば100%とは言えないので、楽して稼ぐことは出来るかもしれません。

でも、その確率が自分に発生するかもしれないと思うことはやめたほうが良いですね。6億円の宝くじが当たると思ってるのと同じ様な世界だと思ったほうが良いです。

宝くじを買うことを否定するつもりは毛頭ありませんが、買った結果がやっぱり何も当たらなかったっていう経験をしている人が圧倒的大多数であることは周知の事実なのだから、このことを「週末起業を通じてたくさん稼ぐ」という点に当てはめて考えれば、やっぱりその成功率は低いということを冷静に理解しておくことが絶対的に大切なスタート地点だと感じました。

週末起業で行うことが、例えばアフィリエイトであったり、ブログでPVを集めてアドセンスで稼ぐであったり、なんでも良いのですが、これを法人の新規事業という観点で考えれば、すでに競合他社が何万社とあるとんでもないレッドオーシャンの領域に意気揚々と参入するのと変わらないことになります。

だからやらない、ではありません。だから、とても大変な努力が必要になるだろうな、です。それを理解しておくだけで十分な気がします。

「必ず稼げる」「月に○○万円を稼ぐノウハウ」「〜を教えます」「簡単に〜〜」このような言葉があるものは信じない

基本的に、より良い情報を提供することによってお金を稼いでいる人達というのは、ブロガーさんのアドセンスや純広告であったり、アフィリエイトさんの比較サイトや情報サイトだったり、といずれにかなり考えられ地道な努力や調査によって作り上げられた強力な武器をもっていて、そこに本人達の人間的な魅力や特性、要するに「強み」が発揮される形で、地位を築いている人達のように思います。

一方で、表現を工夫し、人々の心を惑わし、射幸心を煽るような形で、自らの利益に変えていくようなやり方をしている人達もいます。

ビジネスという意味では、見事な形で成功を納めているケースもあるようですので、問題ないと思うのですが、僕自身のように現在その領域の当事者側に立とうとしている場合にはこれらの言葉に惑わされ摂取される側になってはいけないと思うのです。

これらの射幸心を煽られる言葉があるサイトからは一旦距離をおくことが結果的には「自分の力でどうにかしていく」という今後の自分自身の行動指針の根幹となる部分を堅持することにつながるとも思います。

もちろんこれはその人それぞれの性格にもよるので、一概にはいえないかもしれませんが、僕のように真っ当に生きてきてしまったような人であれば、たぶんやり方との相性が悪いと思いますので、そもそもそのようなものには近づかない方が、精神の安定が保てるように思います。

※念のため、繰り返しになりますが、これはあくまでも僕自身の考えであって、その他の人の考えややり方に対しての否定でもなければ、推奨をしているわけでもないという点はご理解いただき、ご自身が強く信じる道を自己責任で前進することを強く推薦します。それが、結果的には成功したときには自分の実力、失敗したときにも自分の実力という領域にて自分に言い訳なのできない形をつくることになると考えます。

「元手なしでできる」を実践しない。資金を用意して有効に使うべし

まずは週末起業から、と考えている人達であれば、多少の蓄えはあると勝手に想定しています。

何百万というお金の話をしているわけではありません。10万でも20万でも良いと思うのですが、これから行おうと思っている週末起業に対して、使うことのできる軍資金をまず口座から引き出して、「使う」前提にしておいた方が良いと思います。

元手なしで始める!みたいな情報も多いですし、実際に成功している方もいるとは思いますが、ここも現実的に考えて、その一握りの勝ち組に自分が加わることができるとは考えずに、より良いものを作るための対価を払って(投資をして)自分のアイディアを形にしていくことが、確実に物事が前に進みます。

ここでお金を出し渋って、週末起業の舞台となる武器も中途半端な形で、先に進もうとすると、うまくいかないと思った時にはどこが問題なのかが今ひとつわからない、あるいは全てが問題と思っているがそれは自分自身では解決できない、といった状況に陥る可能性があるため、あまり賢明な選択とは思えません。

僕の場合は

ここしばらく、情報収集をしてきた中で、あくまでも自分の中での理論武装をするために本を何冊か読みました。

それらをそのまま実践するつもりは毛頭なく、そのような本が出版される理由や、どんな人達をターゲットとしてそのような本が出版されたかの背景などをあえて深読みするために、読破しています。

色々と、考えている中でも面白そうだなと思えた領域にもたどり着き、その形を具現化するためにサイト制作の発注を一つ行いました。かなりの見切り発車かもしれませんが、まずはやってみないとよく分からない面も多いため、やりながら問題を解決していく方を選びました。

サイト制作もフリーランスの方にお願いをしました。

金額については特に交渉はせずにこちらの予算を先に伝えて、その範囲内での制作をお願いした流れになります。

あと、安くしていただいた代わりに、完成するまでには時間がかかる形なので、その間にもまた次のサイトのネタや、このブログの充実を測っていこうとおもっています。

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この記事を書いた人

遅咲きの桜の物語

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